亜高山で時々見られます。大きなものでは高さは20cm以上になり、広く地面を覆います。乾燥すると葉は著しく巻きます。
和名 セイタカスギゴケ(背高杉苔)
英語名 —
学名
Pogonatum japonicum Sullivant & Lesquereux, 1859
Pogonatum grandifolium (Lindb.) A. Jaeger
Pogonatum grandifolium var. tosanum Cardot
Polytrichum grandifolium Lindb.
観察難易度 ★★★☆☆
分類
門:マゴケ植物門
綱:スギゴケ綱
目:スギゴケ目
科:スギゴケ科
属:ニワスギゴケ属
種:セイタカスギゴケ
分布 日本、朝鮮半島、中国、極東ロシア。日本国内では、沖縄を除く北海道~九州に分布する。
生育環境 亜高山。
生活環:常緑多年草。
全体の特徴 分枝しない。高さ8~20cm以上。
葉 基部のみ太く、急に先細る。長さ1~1.8cm。細い部分に鋭い鋸歯がある。乾燥すると著しく巻く。
胞子体 蒴は円筒形。蒴柄は長さ1.5~3cm。
見分けのポイント 大きなものでは高さ20cm以上になる。葉は鋭い鋸歯がある。乾燥すると不規則に著しく縮れる。
成分 —
用途 盆栽の根締め、コケテラリウム、庭園。
法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
外来生物法(日本):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):なし
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