タケ(イネ科タケ亜科のうち木質化するもの)は北海道のほとんどの地域に分布していませんが、主に道南で人為的に植えられたものが見られます。モウソウチクは函館市の函館公園、松前町の孟宗竹林等で大きな林を作っています。
和名:モウソウチク(孟宗竹)、コウナンチク(江南竹)、カラ、カラタケ、カラダケ、カラモソ、モウソウ(孟宗)、ワセダケ
英語名:moso bamboo, tortoise-shell bamboo
学名:Phyllostachys pubescens / Phyllostachys edulis / Phyllostachys heterocycla f. pubescens
観察難易度:★★★☆☆
分類:被子植物門、単子葉類、ツユクサ類、イネ目、イネ科、マダケ属
生活環:多年生。一稔性。数十年に一度開花、結実し、その後枯死する。
形態:地下茎を伸ばし地上部を多数出す。高さ20m。
茎:広範囲に地下茎を張り巡らす。地上茎は稈と呼ばれる。
葉:互生。長さ6〜10cm。
花:数十年に一度開花する。
果実:数十年に一度結実する。種子の発芽率は5~10%。
生育環境:人為的に植えられる。
分布:原産地は中国。日本に帰化している。
用途:観賞用。器具材。食用。
法規制等:—
見分けのポイント:—