札幌市街の中心部にある公園ですが一歩中に足を踏み入れると、落ち着いた雰囲気がします。

もくじ

  • 1. 中島公園の動画
  • 2. 地図
  • 3. 概要
  • 4. いちおしポイント
  • 5. 注意点
  • 6. 植物(写真付き)
  • 7. 植物(名前一覧)
  • 8. 見どころ
  • 9. 感想
  • 10. 中島公園の写真
  • 中島公園の動画

    地図

    概要

    所在地:札幌市中央区中島公園1

    標高: 約30m

    アクセス:◆駐車場なし
    ◆地下鉄南北線『中島公園』駅直結。
    ◆地下鉄南北線『幌平橋』駅直結。

    設備:【トイレ】7ヶ所
    【案内所】中島公園管理事務所
    【休憩所】四阿2ヶ所
    【乗物】貸しボート

    分類:総合公園

    説明: 中島公園は豊平川と鴨々川に挟まれた場所にあります。1874年(明治7年)に鴨々川に水門を設けて貯木場の池が造られました。1886年(明治19年)に中島遊園地となり、北海道物産陳列所や天文台、競馬場、料亭が立ち並んで賑わいのある場所となりました。1910年(明治43年)に公園として整備され名称も「中島公園」となりました。現在はコンサートホールや文学館、人形劇場があり、明治の時代から現在まで、文化活動の拠点であり続けています。池も菖蒲池として残っています。そんな園内はカモや小鳥たちの声が聞こえ、都会の中のオアシスのような雰囲気がします。多くの彫刻が設置してあり、芸術にふれることのできる場所です。

    いちおしポイント

    ①ボートに乗って水辺の植物を様々な角度から観察することができます。
    ②鴨々川や菖蒲池でカモが子育てをしています。
    ③園内にたくさんの彫刻があり、自然(植物)と人工(彫刻)のコラボレーションを見ることができます。

    注意点

    ①ハチ、ダニ、ウルシ、トリカブトなどの危険な動植物には十分注意が必要です。
    ②多くの人で賑わう公園です。公衆マナーを守りましょう。
    ③ 野生の鳥や小動物にエサをあげたり、追いかけまわしたりしないようにしましょう。

    植物(写真付き)

    白・黄・赤・青の花 の写真を見る
    その他の色・地味な花 の写真を見る

    ※ 花色や斑入りなど複数のタイプのある植物は、全てのタイプの写真を載せている場合があります。この場所で必ずしも全てのタイプの花・葉が見られるわけではありません。

    植物(名前一覧)

    アオシダレ アオダモ アカエゾマツ アカナラ アカマツ アズキナシ アメリカオニアザミ イタヤカエデ イチイ イチョウ ウラジロモミ ウンリュウヤナギ エゾノギシギシ エゾヤナギ エゾヤマザクラ オオアワダチソウ オオバコ オオバボダイジュ オッタチカタバミ カツラ カラマツ キササゲ キショウブ キタコブシ キャラボク ギョリュウ キングサリ キンロバイ クリスマスローズ クロマツ ケヤキ コウリンタンポポ コノテガシワ コハコベ(ハコベ) コンコロールモミ サルビア ネモローサ シダレウンリュウヤナギ シダレカンバ シダレザクラ シダレヤナギ シナノキ シラカンバ シロツメクサ スズメノカタビラ ストローブマツ ズミ セイヨウタンポポ セイヨウハコヤナギ(ポプラ) ソメイヨシノ チシマザクラ ツリバナ ドウダンツツジ トチノキ ニシキギ ニセアカシア ニワウルシ ネグンドカエデ ネムノキ ノリウツギ バイカウツギ ハウチワカエデ ハキダメギク ハシドイ ハナカイドウ ハナズオウ バラ ハルニレ バンクスマツ ヒマラヤトラノオ ヒメジョオン ヒメツルニチニチソウ ヒメムカシヨモギ ヒヨクヒバ フジ ブタナ プンゲンストウヒ ヘラオオバコ ベニシダレ モミジバスズカケノキ(プラタナス) ヤチダモ ヤナギバシャリントウ(コトネアスター) ヤマグワ ヤマボウシ ヤマモミジ ユキヤナギ ヨーロッパナラ ライラック ラベンダー ラムズイヤー

    見どころ

    イチョウ並木:公園入口から菖蒲池への美しいアプローチです。秋には黄葉の絨毯が登場します。

    日本庭園:八窓庵や水琴窟、13基の石灯籠があります。石灯籠は平等院など京都府・奈良県・滋賀県に実際ある石灯籠を模範としています。

    八窓庵:名古屋城の築城で有名な江戸初期の大名茶人・小掘遠州作の草庵風茶室です。日本庭園内にあります。その名のとおり窓が8つあります。滋賀県長浜市から移築されました。国指定重要文化財です。「草庵」とは茅または藁葺きの屋根で、土壁の粗末で小さな家のことです。

    水琴窟:水音を楽しむために日本庭園に設置されるものです。水をかけて耳をすませてみましょう。

    石灯籠:①西教寺形灯籠(滋賀県大津市)西教寺の庭は小掘遠州作です。②菅山寺石灯籠(滋賀県長浜市)③蓮華寺形灯籠(京都府京都市)④修学院離宮形織部灯籠(京都府京都市)⑤修学院離宮形織部灯籠(京都府京都市)⑥平等院形灯籠(京都府宇治市)⑦桂離宮岬灯籠(京都府京都市)⑧泉涌寺形雪見灯籠(京都府京都市)⑨白太夫形灯籠(京都府京都市北野天満宮)⑩河桁御河辺神社形灯籠(滋賀県東近江市)⑪北野天満宮形織部灯籠(京都府京都市)⑫不明。西之屋形灯籠(奈良県奈良市春日大社)の可能性あり?⑬柚木形灯籠(奈良県奈良市春日大社)

    豊平館:1880年(明治13年)に迎賓館・ホテルとして、東京の鹿鳴館に先駆けて建設された明治時代の洋風建築の建物です。当時は大通に建てられていました。国指定重要文化財です。現在は開放されていて見学できるほか、夜間は貸室が利用できます。

    菖蒲池:明治期は貯木場だった池を改修して今の形になりました。貸ボートに乗りながらカモたちと一緒に池の中を散策できます。 池名の「菖蒲」はショウブではなく、ハナショウブのことです。

    札幌市天文台:岡田山(標高32m)の上に立つ天文台です。明治期、開拓使の御用商人であった岡田佐助が現在の中島公園内に岡田花園を造り、和漢洋の様々な花を植えていました。現在は岡田花園はなくなりましたが、岡田山という名前が残っています。

    岡田山:中島公園の中にある小さな築山です。子どもでも簡単に登れ、ピクニックに最適です。
        岡田山のページを見る

    札幌コンサートホール Kitara:北海道を代表するコンサートホールです。

    彫刻のある散歩道:彫刻群がある散策路です。植物と彫刻が合わさることにより、伸びやかな空間を演出しています。

    日時計:時計の目盛りは6時~18時です。

    鴨々川:豊平川から分かれ、創成川へと流れる約2.5kmの川です。流路は札幌の街が造られる以前からほぼ変わっていません。水遊びや水鳥の観察ができます。清流に枝葉を垂らすシダレヤナギとのコラボレーションは風情があります。

    不老松:ヨーロッパクロマツです。かつてここにあった料亭・鴨川の庭木です。春日灯籠と塀の一部とともに残されています。鴨々川のシダレヤナギもこの料亭が京都に流れる鴨川の景観を模して植えたものであるといわれています。

    感想

    きちんと整備されていて歩きやすかったです。

    中島公園の写真