花がホップ(アサ科カラハナソウ属)に似るため、英語でホップクローバーと呼ばれます。海外では家畜の飼料にされていますが、日本ではあまり使われていないようです。まれに道端で野生化しているのが見られます。同属にシロツメクサ(クローバー)があります。
和名 テマリツメクサ(手毬詰草)
英語名 large hop trefoil, large trefoil, large hop clover, golden clover, hop clover
学名
Trifolium aureum Pollich
Trifolium agrarium L.
Chrysaspis aurea (Pollich) Greene
Trifolium strepens Crantz
観察難易度 ★★★☆☆
分類
門 :被子植物門
無階級:真正双子葉類
無階級:コア真正双子葉類
無階級:バラ類
無階級:真正バラ類I(マメ類)
目 :マメ目
科 :マメ科
属 :シャジクソウ属
種 :テマリツメクサ
分布 原産地はヨーロッパ~西アジア。日本、中国、北アメリカ、南アメリカ等に帰化している。
生育環境 道端、空き地等。
生活環 一年草。
全体の特徴 よく分枝する。高さ50cm。
葉 3出複葉。小葉柄は3個共ごく短い。
花 総状花序。小花は蝶形花、約20個つく。花弁は黄色。花期は6月~8月上旬。
果実 豆果。
種子 —
見分けのポイント クスダマツメクサは頂小葉柄が長い。
成分 —
用途 飼料。
法規制等
環境省レッドデータブック2014(環境省):なし
北海道レッドデータブック2001(北海道):なし
世界の侵略的外来種ワースト100(国際自然保護連合):なし
日本の侵略的外来種ワースト100(日本生態学会):なし
生態系被害防止外来種リスト(環境省):なし
北海道ブルーリスト2010(北海道):カテゴリーB
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